リフォーム [東京・練馬区]
外壁はヒビが、内装は少々古びた印象になっていた1ルームアパートの外壁と内装のリフォームのオーダーをいただきました。外壁は、はがれにくいタイル柄の吹きつけをし、内装は、入居者の出入りに合わせてひと部屋ずつ工事を進行。昔ながらのキッチンがシステムキッチンに、バス、トイレが別々のスペースに、フローリングや壁も貼り替え、新築マンションのような雰囲気に生まれ変わりつつあります。
新しい部屋の居住者は女性が大半だそうです。洗濯機置き場を室内に設置したことやバストイレを別にしたこと、システムキッチンの導入などが女性に響いたのでしょうか。内装がとても気に入っているという感想もいただきました。賃貸物件の魅力を維持するためには、細やかで気の利いたリフォームこそ効果的なのかもしれません。
流行に左右されずインテリアをまとめやすいダークブラウンのフローリング。システムキッチンのカラーも床に合わせています。
1ルーム内に調光可能なダウンライトを設けました。壁面に飾る絵や写真を照らすのにも、寝るときに明かりを落とすのにも使えます。
使い勝手が悪いユニットバスが、バストイレ別々の空間に。1ルームに収納は重要。トイレには吊り戸棚も取り付けています。
地震のとき、鉄骨造は揺れることで地震のパワーを逃がしています。そのため、外壁にヒビが入りやすいというデメリットも持っています。施工例のマンションもヒビや汚れが目立っていましたが、下地から補修し軽くはがれにくいタイル柄の吹きつけで、明るく爽やかな印象になりました。